占いって信用出来るの?有名な占いの解説と歴史を紹介

占いって信用出来るの

自分の将来や未来が分かれば良いな。そんな理想を求めて、または人生の岐路に立った時など、何かしらの占いに頼った事がある人は多いのではないでしょうか?今回はそんな占いの歴史の紹介から、最も身近な占いである血液型占いについて詳しく解説していきます。

「そもそも占いとは?」

元々は邪馬台国の卑弥呼の時代から占いという概念が日本には存在しており、そこに時代の経過とともに中国由来の陰陽五行説や西洋占星術といった文化が合わさり発展しました。昔は神の言葉を知りたい、自然を予測したいなどが目的であり個人を占う類のものではありませんでした。現在のような形、日本独自の占いが盛んに行われるようになったのは大体1970年頃になります。

日本の占いの特徴は西洋とアジアの文化が入り混じっている事であり、これは日本人の宗教観(神や仏、天使や悪魔など様々な宗教を受け入れる傾向)が関係していると推察されます。そして日本では血液型占いという占いが最も有名に発展していきます。

「血液型占いは信用できるのか?」

広く一般化し知られている血液型占い。A型は几帳面、O型は大雑把などと言われますがが、果たしてどこまで信用出来るものなのでしょうか?結論から先に述べると血液型占いの信憑性は薄く、証明できる科学的根拠は無のが今の現状です。
では何故こんな占いが広まったかですが、一説には心理学が深く関係しているという説があります。心理学も研究、発展した時期が1970年代と占いが広がる時期と一致しており、そして人の傾向を分析して未来を予測するという役割から両者の相性が良く、占いに心理学が深く混ざる事になるのです。

こうして生まれたのが血液型占いであり、そして人をカテゴリー分け、レッテル貼りを比較的好む傾向が強い日本で広く利用される事になります。無論人間を4種類に分ける事などナンセンスで本気で信用しないという人は多いと考えられますが、しかし世間話や場の空気に合わせて一応血液型占いについて話を合わせるといった方もおられるでしょう。ちなみに海外で血液型占いは結構バカにされる事が多いようです。
そして最近は日本でもブラッドタイプ・ハラスメントと言われるようになり、TVなどで血液型占いについては自粛しているようです。

まとめ「占いは膨大なデータによる傾向分析である」

このように占いは遥か昔から様々な国において行われてきた文化でもありますので、そこには膨大なデータが蓄積されており、手相や顔相などを筆頭にその膨大なデータから分析された、可能性が高いと予測される一つの可能性を提示するものでもあるのです。そういったデータを持たない血液型占いは今では時代遅れなのかもしれません。占いについてはまだまだ話は尽きませんが、この記事を読んで頂いて少しでも参考にしてもらえれば幸いです。